MR・製薬業界

MRが語る適応障害による休職・復職とその後

適応障害による休職・復職とその後

こんばんは、ととパパ(@totopapablog)です。

すごく久しぶりの投稿になりますが、会社の対人ストレスによりブログを書く気にもならず、「適応障害」になり休職しておりました。

現在は復職しましたが、その背景や「適応障害」などについて書こうと思います。

同じ心の病気や、ストレスを抱えている人の参考になればと思います。

結構書いているので身バレするかもしれませんが…。

適応障害って何?

「適応障害」言葉だけ見ると、物事に適応できない病気と勘違いする人もいるかもしれませんが、

「適応障害」:特定の状況や環境が自分にとって耐えがたくなり、強いストレスとなって気分や行動面に症状が現れる病気です。僕の場合は、職場の上司の僕に対する評価・態度・言動などがストレスとなりました。ただ、「適応障害」はストレスから遠ざかると、趣味や自分の好きなことには楽しめることが多いので、仕事の時間が終わり、家族と過ごす時間は十分に楽しむことができました。

要するに、私が職場環境に適応しないのではなく、職場環境が私に適応せずストレスを与えてくる状況だったのです。私が原因の病気ではなく、職場環境が原因の病気ということです。

心の病気で、「うつ病」もよく聞きますが、「適応障害」と違い、必ずしも発症の引き金があるわけではなく、うつ状態の時は楽しいことも楽しむことができず気分が落ち込むことが多いです。

他にも「パニック症(パニック障害)」や「不眠症」など心が原因で発症する病気はいっぱいあります。

最近では、深田恭子さんが「適応障害」で休養することは発表されていましたね。トップ芸能人であるが故の忙しさなどが強いストレスになったんだろうと思います。

「適応障害」と「うつ病」の症状は似ているところがありますが、「適応障害」から「うつ病」へと移行してしまうこともあり、「適応障害」のうちに治療や環境整備などで改善することもあるので、今、「気持ちがしんどい」「悪いことばかり考えてしまう」「原因不明で体調がすぐれない」などが続いている方は早めに心療内科に診察してもらったらいいと思います。

心の病気は、理解のない人からは「逃げ」や「甘え」などと思われがちですが、きちんとした病気なので、何も恥じることはないのです。

  1. 適応障害は心の病気
  2. 特定の原因があることが多い
  3. 悩んでいる方は、早めの受診を

僕が発症した背景

僕が発症した背景は、明確に自分でわかっています。

上司の存在そのものです。

上司になる前は同僚でしたが、その時から人間的に好きではなく、他人のことを面白おかしく言ったり、後輩に対しての偉そうな態度が好きではありませんでした。典型的な内資製薬会社のノリなんでしょうか。

あるタイミングで組織編成により、昇格し同僚をまとめる立場になりました。組織編成により引継ぎもあり忙しい時期でありましたが、僕は前任者から引継ぎが終わらない状況でした。

後々発覚したことですが、引継ぎがなかなか終わらなかったのは、「あなたが忙しいことを理由に引継ぎを断っていたからでしょう」と言われました。

「は?誰が言ったんですか?」というと、どうやら前任者のようです。

前任者と上司は前から仲が良かったです。就業時間内は禁煙ですが、よく喫煙所に行ってましたし、そこで話でもしていたんでしょうか。

僕は、引継ぎがすぐに終わらなかった背景を伝えましたが、「また、確認しておきます」とのこと。

え?確認って何?誰に確認するの?ってことで、「どう確認するんですか?」というと、やっぱり前任者に確認するとのこと。

前任者の間違った内容を信じ、僕は低評価を付けられ、そうではないことを言うと、また前任者に確認って、意味が分からなくなりましたね。

これが、初期の上司を信用できなくなった背景です。

それから月日が流れましたが、心ではずっとモヤモヤがありました。

日々のMR活動では、プロモーションコード違反のスライド、文献、学会速報など様々なことをツールに先生と面談していたんだと思います。

会議でも、「ここだけの話」「オフレコで」と「●●のデータを紹介しました」などは日常茶飯事でした。

僕の心の病気は、ずっと成長を続け、ある面談時に「もっとブラックなことをしないと売れません。みんなしてるのに何故やらないのか」という指示によって、弾けてしまいました。

  1. 「会社非公式のスライドは、最新の学会データを、会社公式スライドと背景を合わせて作成」
  2. 「他剤のデータを出して比較、意見を聞く」

などなど、恐ろしい指示が多かったです。

また、当時コロナの影響で僕の担当施設は院内集団感染や、拠点病院であったことからなかなかアポイントを取得することが難しかった状況でしたが、もっとアポイントを取る指示がありました。これは、正当な指示でしたが、「依頼はしているんですが、なかなか返事がなく、取得まで至ってないケースが多い。」と説明しても「上司であり評価者に反論をするな。先生方が興味を持つデータなどで依頼をしているのか」など、通常の会社から与えられた資材以外のネタでアポイント依頼を示唆する指示。

そんなこんなで、理不尽というか完全アウトな内容での指示に疲れ果て、さらに、「い兄法が仕事がやりやすい」などの発言もあり、上司の声を聴く、顔を見ることも苦痛になり、始業時間が近づくと、吐き気・頭痛・動悸・夜間覚醒・不眠などの症状が現れ始め、社内で実施していたストレスチェックも最悪の状況で、人事より産業医面談を勧められ年末に産業医に面談しました。

今でも後悔しているのですが、上記のことを証明する録音等を残すことができなかったのです。面談時に突然言うこともあれば、電話での会話の流れでそうなったりだとかで、機を逸してしまいました。

結局、こういった指示があったことの証明はできないのでお咎めはないのです。

発症から休職、休職中の生活

年末に産業医とZOOM面談し、ちょうど年末年始休暇があるので、ゆっくり休むことを言われました。このときはまだ、病名はついていません。

年末年始はストレスから遠ざかっていたので、普通の日常を過ごすことができていました。

ただ、年始の仕事開始が近づくにつれ、症状が出てきて、人事からの状況確認で症状改善がないことを伝え、近医の心療内科を受診を勧められ、相当なきつい症状が続いていたため、僕が担当先の先生とZOOM面談をしている間に、妻に開いている心療内科を予約してもらいすぐに行ってきました。

そこでもストレスチェックがなされ、先生にストレスの原因や産業医との面談などの経緯を話し、「適応障害」ですぐに休んだ方がいいとの診断書をもらいました。

すぐに上司に連絡し、ストレスで休むことを伝えましたが、「あとはやっとくので休んでください」とのこと。

自分が原因と気付いていないのか、休んでくれてありがたいと思っているのかは定かではありませんが、実にあっさりしたものでした。

僕はストレスから遠ざかることができると思うと、少しホッとする反面、残したままの仕事が気がかりではありました。

休職中は、会社としては業務から離れるため貸与されているパソコンはいったん返却することになっているようで、完全に業務から切り離しの状態での休職となりました。

パソコン返却前に、今回休みに至った理由を人事に提出することとなり、簡単にwordでまとめたものを送りました。パワハラ発言、プロモーションコード違反指示なども書きました。

プロモーションコード違反についは、人事も見過ごすことができなかったみたいで「コンプライアンス室にword書類を回してもいいか、後日コンプライアンス室から連絡してもいいか?」とのことだったので、当時はこれらを立証してどうにかしたい気持ちはなかったのですが、「別に構わないですよ。」と返事しました。別にコンプライアンス室からは何の連絡もありませんでした。

日常生活は、ストレス要因がなくなったのですが、一応自宅療養と軽い運動という先生からの指示だったので、散歩を少しするくらいで過ごしていました。コロナの状況もひどい時期だったので、あまり外出してストレス発散ということあはありませんでした。それでも、症状も出ず、平和に日常を過ごすことができました。

仕事をいくつか残したまま、講演会も企画したままでの休職だったので、半月ほど休んで主治医に復帰したい旨を伝え、診断書も復帰可能としてもらい、産業医の面談へと行きましたが、まだまだストレスが酷かったそうで、全然復帰は無理ということになりました。

休んでいるときは症状がないので困ることはないのですが、産業医との面談などでも上司のことを思い浮かべるとしんどくなってはいたので、時期尚早だったのでしょう。産業医との面談結果を主治医に伝え、さらに休職期間が延びることになりました。

1つ面白かったのは、産業医の受信前に、看護師さんとの面談がありました。僕の勤めている会社の社員をいつも担当してくださっているそうで、「あなたの会社の人、いっぱい面談してますけど、本当にパワハラが多いですよね。」とのことでした。

社内ではパワハラは明るみに出ず、あまり聞こえてきません。どこかでもみ消されているのか、立証が難しいのか、会社の闇に触れてしまいました。

パワハラとプロモーションコード・コンプライアンス違反

僕が直接受けたと思っているパワハラは、

  1. 本人への事実確認なしの低評価
  2. あなたがいない方が仕事がやりやすいとの発言
  3. 断れないプロモーションコード違反活動の指示

など、挙げたらきりがありませんが、僕以外の社員、特に後輩たちへのパワハラっぽい態度、本人は面白おかしくしたいとでも思っているのかもしれませんが、僕にはパワハラとしか思えないようなことも多々ありました。後輩だとなかなか反論できないですよね。

「おまえ、昔世話したったもんな~」とか言ったりしてましたが、いつの時代の人?

後輩も、「あの時はありがとうございます」くらいしか言えないでしょう。

本当に本当に録音や録画などが必要だったなと後悔しています。

 

そして、何よりもプロモーションコード違反。

他の会社はどうかしれませんが、いまだに僕の会社はこっそり活動していると思われます。

こういう指示があっても、会社としては証拠がなければ何もできないみたいです。

 

パワハラなどハラスメントで悩んでいる方は、しっかりと録音などの証拠を残しておくことが重要です。

復職の背景

主治医により休職期間を延ばしてもらった後しばらくしてから、仲のいい同僚か上司が転勤する情報をもらい、復職の気持ちが高まりました。もし、上司の転勤がなかったら復職できてなかったと思います。

しかし、上司は何故か出世しての転勤。パワハラ言動、プロモーションコード違反・コンプライアンス違反をしているのに。悪いことをしても証拠がなければ、出世できる会社の様です。

相変わらず日常生活は症状もなく、規則正しく生活も出来ていましたし、ストレス要因が遠ざかったので復職も早めにしたいと考えていました。

復職予定のスケジュールもある程度わかった矢先のこと。

コンプライアンス室から電話があり、「報告いただいたパワハラ、コンプライアンス案件を本人に確認したところ、そのような事案は確認できませんでした。コミュニケーションが足らないとのことなので、復職後は周りとしっかりとコミュニケーションを取って頑張ってください。」とのこと。

え?

休む前に人事経由で情報が回っていたんですね。でも、本人に確認してほしいとか言ってないし、コンプライアンス室って本人に確認してもいいかの相談もなく、確認してしまうんですね。

僕の訴えが本人に届いているということですよね。

しかも、僕の訴えは全くなかったことに。まぁ、証拠がないからここは仕方ないですけど、僕のコミュニケーション不足が原因ということになってるんですよね。

症状はなくなってきてたのに、またモヤモヤと少し再燃。

とはいえ、約1ヶ月の復職プログラムもは決定しているし、復職予定日も決まっているので復職に向けて進むしかありません。

復職プログラムは約1ヶ月、最初は午前だけ出社で、段々と出社時間を延ばして、勤務時間になれるというものです。これをこなして、ようやく復職することができました。

復職後の腹の立つ出来事

復職はしたのですが、人事からは時間外労働禁止を言われてます。

とりあえず、仲のいい同期に復職したことを報告すると、一人がすぐに電話をくれました。

その同期は、上司の転勤していった先のMRです。

転勤前も電話をくれて、どんな人かを聞かれ、今までのことや休職に至った経緯を話して、戦々恐々としてました。僕以外にも、何人かに電話をしてどんな人かの情報を得ようとしたそうですが、誰一人としていいことを言わなかったそうです。

僕の担当先は休職後は上司が担当していましたが、転勤先の会議中に「前任者が全く活動してなかったけど、僕が担当したらすぐに使ってもらえました。」と言っていたそう。他にも、嘘交じりの発言で僕がまったく仕事をしていなかった人間にされているということを同期に教えてもらいました。

せっかくストレスから遠ざかっての復職だったのに、それを聞いてからは不眠・イライラ・たまに嘔気など症状が出てきてしまいました。

陰口を複数人がいているところで評価者の立場から言われていると思うと本当に腹が立ちます。

何人かと話していると、結局、自分をよいしょする人と立場が上の人には、うまくよく見せるんだろうとの話になります。

否定ばっかりしているけど、尊敬するところもありました。

薬の知識は最新のものも含めてすごかったし、薬だけでなく疾患の周辺知識もすごかったです。

会議の進行とかも上手でしたね。

もっとまともな付き合いができれば、よかったのかもしれませんが、僕にはずっとストレスで、それは今後も変わらないと思います。

最後に

他にも書きたいことはいっぱいありますが、長くなりすぎるのでこの辺で。

これでも身バレするんではないかと思いますが…。

同じ病名や症状で悩んでいる方がいたら、まずは心療内科で相談してみましょう。

僕の場合は、幸いにもストレス要因の異動で復職することができました。これが、異動がなければ、今回の復職は難しかったと思いますし、いろいろ録音なり録画などの記録を残しておけば、会社も動いて対応してくれたと思いますが、それができませんでした。

ストレス要因が対人である場合は、録音・録画をする意識を付けてハラスメントなどの証拠を確保するようにしてください。

僕の場合は、僕にも非があるとは思いますが、残念ながら訴えを証明するものが何もなく、社内ではコミュニケーション不足で片付けられています。

「適応障害」は状況が改善すれば、症状も改善することも多いので、証拠は非常に重要になってきます。

同じ悩みを持っている方に、明るい未来が待っていることを祈っています。

では、また気が向いたら更新していきます。

ありがとうございました。